名前の由来はいつも言い訳ばっかりしてるからです。
社会人として最低ですね。すいません。いろんな意味で。
さて、とある日。たまたまおいらがおやじの運転役になってしまいました。
しかし、運転が大の苦手なおいらのこと。もうその日が始まる前からガクガクブルブルですよ。
夜に一つ目の会合をこなして、二つ目の会合場所に向かって車を進めることになりました。
しかし道がまったくわからないおいら・・・。
ナビに頼り切っていたものの、曲がるべきところを曲がり損ねた途端、ありえないような迂回コースで元の道に戻そうとするナビ・・・。
でも、ナビ以外に頼るべきものもないおいらがナビ通りに進んでいると、後ろから・・・。
おやじ「ん???どこ走っとるんや???」
おやじはそれまで新聞を熱心に読んでいたお陰で、全くと言っていいほどおいらの行く先を見てなかったんです。
「さ、さあ、どこでしょう」
と、意味不明な返答をするおいら。
おやじ「ナビはもう良いから、俺が指示する通りに進めばいい」
そう言うとおもむろに指示を出し始めた。
ところがその指示が「右・・・じゃなくて左だな」といった感じで、運転が苦手なおいらはもうパニック状態・・・。
おまけに
「あれ、俺までわからんようになってきたぞ。フフフ」
いやいや、フフフじゃないですよ。
その後、なんとか目的地にたどり着くも、もう会合が終了間際で、しかも次の三つ目の会合が始まる時間に・・・。
「悪いけど、先に始めておいてください」
三つ目の会合メンバーに電話をかけ、二つ目の会合に入っていくおやじ。
ところが、すぐに出てくるはずなのに30分経っても出てこない・・・。
ますます遅刻です。
そしてようやくおやじが車に乗り込んで三つ目の目的地に。
おやじ「ああ、そうだ。いいわけ太郎、まだメシ食っとらんやろ。次の会合にお前もでたらいい」
やたらにスタッフの食事の心配をしてくれるのはおやじの大きな特徴です。
メシどころじゃないくらい凹んでいたおいらですが、おやじと共にその会合へ。
おやじ「いやいや、遅れて悪かったね。いつも俺が前の予定を長引かせて遅れてくるもんやから、今回もみんなそう思っとるやろうけど、今日は違うぞ」
あぁ、申し訳ないなぁ。そう思ってると・・・。
おやじ「彼はたまたま今日運転することになってなぁ。まあ運転が苦手とは聞いておったが、目黒に行けと言ったら目白に行く男なんですよ。変わった男ですよ。フフフ」
えっと・・・、笑いのネタにされてしまいました(泣)
どうやらこのフレーズ、相当お気に入りみたいで、その後も道を間違えそうになると「そういえば、いいわけ太郎は目黒に行けと言ったら目白に行く男だからなぁ」とイヤミ(?)を言われます。
でも、2人で宿舎に戻るときに
「今日は大変失礼しました」
と謝ると・・・
おやじ「いやいや、気にするな。遅れたお陰で▲▲(二つ目の会合)でなかなか会ってもゆっくり話せない人とゆっくり話すこともできたし。本当に気にしなくていい」
「あ、それから、これ」
といって手に持っていたお土産をおいらにくれたんです。
「若いものはしっかり食わんとな。今日はありがとう」
おいらの失敗を笑いのネタにはすれど、決して怒らないおやじは、そう言い残して宿舎に消えて行ったのでした。